【後悔】ままごとキッチンはいらない？保育士ママのリアルな感想とおすすめアイディア

• ステキなままごとキッチンがあれば楽しそうだけど、遊ばなかったらどうしよう
• ままごとキッチンは高いから買って後悔しないか心配

ままごとキッチンはハマってくれると大活躍しますが、意外と遊ばなくて後悔することもよくあります。

ままごとキッチンの後悔ポイントには以下のようなものがあります。

• ままごとキッチンは場所をとる
• けがの原因になるときがある
• 飽きたときにがっかり
• 処分するのが大変

このようなデメリットを踏まえて、我が家ではままごとキッチンは買いませんでした。

この記事では高価なままごとキッチン無しでもままごと遊びを楽しむための

• おすすめのままごとセット
• ままごとキッチンの代用品

などについて紹介します。

【後悔】ままごとキッチンのデメリット

保育士ママの私が感じるままごとキッチンのデメリットはこんな感じ。

1. 場所をとる
2. けがの原因になることがある
3. 飽きたときにがっかり
4. 処分するのが大変

具体的に説明していきます。

後悔①ままごとキッチンは場所をとる

ままごとキッチンはおもちゃとしては大きめサイズなのでかなり場所をとります。

子どもは部屋中を走り回って遊ぶこともあります。でもままごとキッチンがあると遊べるスペースが狭くなってしまうデメリットがあります。

ままごとキッチンを購入するときは部屋のどの場所に置くか、どれくらい幅をとるのかを事前に確認してから購入するようにしましょう。

後悔②ままごとキッチンはけがの原因になるときがある

実は子どもが１歳くらいの時に子育て支援センターのままごとキッチンで遊んでいてけがをしてしまったことがあります。

けがをしなくてもヒヤリとしたことはたくさんありました。

• おもちゃの電子レンジの扉に指を挟む
• ままごとキッチンによじ登ろうとする
• ままごとキッチンが倒れそうになる
• 木の部分がささくれ立っていて指に刺さった

子どもは何をするのかわからないので、小さいうちは意外と危険なことが起きがち。

私は保育園で働いていた経験もありますが、保育園のままごとキッチンはけがのリスクを減らすために数万円以上する本格的なものを使っていました。

安価なままごとキッチンはけがの原因になることもあるので要注意です。

後悔③ままごとキッチンは飽きたときにがっかり

上でも書きましたがままごとキッチンは置き場所が必要だったり値段が高かったりと、買うのに勇気が必要です。

せっかく買っても子どもがずっと遊んでくれるとは限りません。

ままごとキッチンは遊ばなくなったときに場所をとるだけのものになってしまう可能性があります。

後悔④ままごとキッチンは処分するのが大変

ままごとキッチンはサイズが大きめで素材もプラスチック、鉄、木など硬いものなので粗大ごみ扱いになることが多いです。

そのため処分する際に費用がかかってしまうことがあります。

メルカリなどで売ろうと思ってもサイズが大きく重いので送料がかなりかかってしまい、利益はほとんど出ません。

おもちゃを購入する際は処分の仕方も十分に考えてからがおすすめ。

【やっぱり良い】ままごとのメリット

購入するにはデメリットもあるままごとキッチン。でもままごと遊びにはメリットもたくさん。

• コミュニケーション能力が育つ
• 手先が器用になる
• 想像力が広がる

具体的に解説していきます。

ままごとのメリット①コミュニケーション能力が育つ

ままごと遊びは人と一緒にする遊びなのでコミュニケーション能力を育むのに最適です。

• 「スプーンくちょうだい」
• 「トマトどうぞ」

など遊びながら自然と言葉のやり取りをすることができます。

日常生活の中で使う言葉を覚えたり、語彙数が増えたりするのはままごと遊びの大きなメリットです。

ままごとのメリット②手先が器用になる

ままごと遊びにはおもちゃの調理器具や食べ物が必須。

• 野菜を左手で押さえて包丁で切る
• 蓋を押さえながら急須を傾けてお茶を入れる真似をする
• 鍋を押さえながらおたまで具材を混ぜる

このように、ほかの遊びではなかなかする機会がないけど日常生活につながる手先の動きをたくさん経験することができます。

手先を使うと脳も刺激されるので、おままごとは知育に熱心なママパパに人気の遊びです。

ままごとのメリット③想像力が豊かになる

ままごと遊びはいわゆる「ごっこあそび」。その場にないものを想像して遊んだり、シンプルな積み木を食べ物に見立てたりして遊びます。

ままごと遊びは目の前にないものをイメージすることの連続なので、想像力を育てるのにピッタリ。

子どもの想像力を豊かにしたい人にはままごと遊びがおすすめです。

【解決】ままごとキッチンで後悔しない方法

後悔しそうで心配…と購入するにはハードルが高いままごとキッチン。

そこで、保育士の私がおすすめするままごとキッチンの選び方や代用品について紹介します。

コンパクトサイズのままごとキッチンなら場所を取らない

コンロや電子レンジ単体のままごとキッチンならコンパクトなので遊ぶ場所を選びません。

他の遊びをする時は簡単に移動させることができるので、ままごとキッチンがじゃまになる心配も不要です。

以下でおすすめのままごとキッチンを紹介します。

どこでもキッチンセット（Hapeハペ）

ハペはドイツのおもちゃメーカー。カラフルな色合いがかわいい木のおもちゃが人気です。

しっかりした造りで壊れにくいのにお手頃価格なのが嬉しいままごとキッチンです。

Amazonの商品ページの画像を見たらわかるのですが、コンロの裏側にフライパンと鍋を収納するスペースがありお片付け習慣もばっちり身に付きます。

唯一のデメリットは底面積が少なくてやや不安定なこと。遊ぶときはそばで見守ってあげた方がいいかもしれません。

コンパクトキッチン（ウッディプッディ）

ウッディプッディは日本のおもちゃメーカー。木や布のかわいらしいおもちゃが魅力です。

• グリルの引き出しやカチカチ音が鳴るコンロのつまみに子どもが大喜び
• マグネットシートのおままごとセットとホワイトボード付きで遊びが広がる
• 安定性が抜群で子どもだけでも安心して遊ばせられる

ジュージューくるりんキッチン（エドインター）

エドインターは幼児教室生まれのおもちゃメーカー。

かわいいだけでなく知育効果の高いおもちゃをたくさん取り扱っています。

ジュージューくるりん！キッチンはコンロ部分にマグネットが仕込まれていて、フライパンを前後にゆすっているとお魚やお肉がくるんとひっくり返るしかけつき。

お値段はお高めですが、とても人気のおままごとキッチンです。

段ボール製のままごとキッチンなら処分が簡単

コンパクトサイズではなく、やっぱり大きいままごとキッチンが欲しいなら段ボール製のものがおすすめ。

絵の具やマスキングテープなどを使って自分好みにペイントするなどのアレンジも楽しめます。

処分も簡単だし、ぶつけてけがをする心配が少ないのも嬉しいです。

私のイチオシはこちら、日本の紙屋さん森井紙器工業 のままごとキッチン３点セット。

ままごとキッチン、冷蔵庫、電子レンジがセットになっていてたっぷり遊べます。

ままごとキッチンはレンタルもできる

子どもの成長は著しいので、気に入っていたおもちゃでもすぐに使わなくなってしまうことがあります。せっかく買ったおもちゃがすぐに使われなくなるのは悲しいですよね。

そこで我が家では２カ月ごとに我が子にピッタリのおもちゃを届けてくれるおもちゃレンタル・サブスクを使っています。

我が家ではおままごとに大ハマりしている時期に、ままごとコンロや電子レンジのおもちゃを借りました。

食材や調理器具などのままごとセットは購入しているので、ままごとキッチンがない時期は段ボール箱など家にあるものをキッチンに見立てておままごと遊びをしています。

大きなおもちゃは場所をとるので、レンタルで短期間だけ借りるのがおもちゃを増やしすぎたくない我が家には合っていました。

【まとめ】ままごとキッチンはいらない？後悔しないためのアイディア

ままごと遊びはコミュニケーション能力が育つ・手先が器用になる・想像力が豊かになるなどメリットがたくさん。発達が著しい幼児期にぜひ取り組みたい遊びの一つです。

でもままごとキッチンは高いうえに場所をとるので購入するかどうかはかなり迷いますよね。

我が家はままごとキッチンを購入せずにレンタルのおもちゃ中心に遊んでいますが子どもたちは２カ月ごとに届く新しいおもちゃに大満足！

ままごと遊びはもちろん、その他にもいろいろなジャンルのおもちゃが届くので

• 「今まで気づかなかったけどこんな遊びが好きだったんだ」
• 「初めてのおもちゃだったけど、遊んでいるうちにできることが増えた」

という発見もたくさんありました。

子どもの成長はあっという間なので、せっかく買ったおもちゃもすぐに使えなくなることがよくあります。

でもおもちゃレンタルならそんな心配は一切なしで気になるおもちゃを気軽に届けてもらうことができます。

気に入ったおもちゃは割引価格で購入できるのも嬉しいポイント。

おままごとセットの購入に迷っている方は、まずはおもちゃレンタルを試してみるのがおすすめです。