- 子どもがおもちゃを片付けなくてイライラ
- おもちゃがどんどん増えて収納しきれない
以前の我が家では、「お片付けしなさい!」「片付けないとおもちゃ捨てるよ!」の声が毎日響き渡っていました。
でも、整理収納アドバイザーの資格をとってから変わったんです。
今では子どもはお片付けが大好き。毎日ノリノリでお片付けをする子になりました。
結論を先に言うと、子どもが思わず片付けたくなる声掛けのコツはコレ。
「お片付け」という言葉を使わずに、片付けのよさを伝える。
この記事では、子どもが進んでお片付けをするようになる声掛けについて詳しく説明します。
片付けできないのがコンプレックスになるくらい片付け下手な私でも、子どもにお片付けを教えることができました!
子どもに「お片付けしよう」と言ってはいけない
子どもにお片付けをさせたかったら、「お片付けしよう」と言ってはいけません。
なぜなら片づけは楽しくないからです。
子どもに片づけをさせたかったら、片付けたその先にあるメリットを強調することが大切です。
お片付けは目的ではなく、あくまでも夢をかなえるための手段に過ぎないのです。
【具体例】子どもが片づけをやる気になる声掛け
子どもが自らお片付けをしたくなる声掛けのポイントは以下の3点。
- お片付けをするメリットを伝える
- お片付けした先の夢を見せる
- おもちゃを擬人化する
以下で詳しく説明します。
お片付けした先の「夢」を子どもに見せる
夢を見せるためには、子どもが思わずワクワクするような声掛けをするのがポイント。
例えばこんな感じ。
- ここでどんなことして遊ぼうか?
- ブロック・つみきで何を作りたい?
- どんなおもちゃコーナーが好き?
すごく単純な声掛けですが、これだけで子どもの目が一気にキラキラ輝き始めます。
子どもが、
- おもちゃの秘密基地を作る!
- ブロックで大きいお城を作りたい!
- お人形を並べてパーティーをしたい
と、夢を語り始めたらしめたもの。
じゃあ、それができるように、もっと素敵なお部屋を作っちゃおう!
このように、「どんなことをして遊びたい?」と聞くことで、目的を明確にすることができます。
お片付けをすることで「夢がかなう」とわかれば、子どももノリノリでお片付けをしてくれます。
子どもにお片付けをするメリットを伝える
子どもに進んでお片付けをさせるためには、片づけをするとどんないいことがあるのかをわかりやすく伝えることが重要です。
具体的に言うと、こんな感じ。
- これで、もっといっぱい遊べるね
- 広くなったから、プラレールで大きな道路が作れるね
- ブロック踏んで「痛い!」ってならなくなったね
おもちゃを擬人化する
おもちゃを擬人化して片付けの必要性を伝えることで、楽しんでお片付けができるようになります。
- お人形さんをお家に帰してあげよう
- キレイになっておもちゃが喜んでるね
このように物を擬人化することを心理学用語で「アニミズム」と言いい、特に2~3歳の子に効果的な技法です。
おもちゃを擬人化した声掛けは子どもにわかりやすいし、物を大切にする気持ちが育ちます。
まとめ:子どもにお片付けをさせるための効果的な声掛け
子どもが進んで片づけをしたくなる声掛けのこつは以下の3つ。
- お片付けをするメリットを伝える
- お片付けした先の夢を見せる
- おもちゃを擬人化する
この3つのコツを意識するだけで、「お片付け」という言葉を使わずに子どもにお片付けをさせることができます。
この声掛けをすることで、我が子はニコニコでお片付けをするようになりました。
最初のうちは親も一緒にお片付けをしたり、お片付けをしやすい環境を整える必要はありますが、少なくともこのコツを意識した声掛けをすれば、第一声から「イヤだ!」と拒否られることはほぼなくなります。
子どもがお片付けをしなくて悩んでいる方は是非試してみてくださいね。
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