おもちゃ片付けないなら捨てるよ!?
せっかく買ったおもちゃを散らかしっぱなし。
イライラしてこのセリフを言った経験のある人は多いのではないでしょうか。
子どもが自分でお片付けをすることができる環境を整えるためにはおもちゃを捨てる(適正量まで減らす)ことは必須です。
でも、「片付けないなら捨てるよ」では、子どもはおもちゃを手放そうとしないし、片づけをするようにもなりません。
この記事では、子どものおもちゃを捨てるときのコツをわかりやすく説明します。
【併せて読むと効果的】
子どもとお片付けをするときの声かけのコツはこちら▼
お片付けのファーストステップ!おもちゃを捨てるときの手順
- 適正量を決める
- 使用頻度をチェックする
- 不要なおもちゃを取り除く
- 捨てるもの・譲るもの・しまっておくものに分類する
この順番でやっていけばOK。
詳しく説明していきます。
不要なおもちゃは捨てた方がいいけど、すぐには捨てなくても大丈夫だから安心してください。
①おもちゃの適正量を決める
「適正量」とは自分に合ったおもちゃの量のこと。
おもちゃの量が適正量を超えると、管理しきれないし、せっかくのおもちゃも十分に使いきれません。
おもちゃの適正量を決めるときに一番簡単なのは、収納スペースに入るだけの量にすること。
おもちゃは棚に並べる・引き出しに入れるなど、単体または仲間毎に収納しましょう。大きな箱にごちゃまぜで入れると遊びにくいのでおすすめしません。
普段使いのおもちゃを置くスペースを決めて、そこに入りきるおもちゃを我が子の「適正量」としましょう。
②おもちゃの使用頻度をチェックする
持っているおもちゃを全部出して、使用頻度ごとに分類しましょう。
使用頻度をチェックすることで、今の我が子に必要なおもちゃだけを集め、不要なおもちゃを見極めることができます。
- 毎日使っている
- 週に1回くらい使っている
- たまに使う
こんな感じで分けてみましょう。
もしも子どもが「全部使う!」と言う場合は、①で決めた「適正量」を思い出して。
「すぐに使いたい、大好きなおもちゃだけをここに並べよう」などと、子どもが前向きになれる声かけを工夫してみましょう。
「捨てる」「しまう」という言葉は使わずに聞くのがポイントですよ。
③不要なおもちゃを取り除く
使用頻度ごとでおもちゃの分類ができたら、不要なおもちゃをその場から取り除きましょう。
不要なおもちゃとは②で「たまに使う」に分類されたおもちゃと、①で決めた収納スペースからはみ出したおもちゃのことです。
不要なおもちゃ(使わないおもちゃ、管理しきれないおもちゃ)がその場からなくなったことで、その場には使うおもちゃ・管理できるおもちゃだけが残ったことになります。
不要なおもちゃがその場からなくなることで、おもちゃのお片付けがグッと楽になりますよ。
④捨てるもの・譲るもの・しまっておくものに分類する
不要なおもちゃは更に、捨てるもの・譲るもの・しまっておくものに分類しましょう。
- 捨てるもの:壊れたり汚れたりしているおもちゃ
- 譲るもの:使わないけどまだ使える、キレイなおもちゃ
- しまっておくもの:捨てたり譲ったりしたくないおもちゃ
子どもは大好きなおもちゃを手放したがらないかもしれません。
そんな時は、しまっておくものに入れてしまってOK。
ポイントは、しまっておく箱にお片付けをした日と保管期限を明記しておくこと。
保管期限になるまで一度も箱から出されなかったおもちゃは、子どもには見せずに捨てるか譲るかしましょう。
保管期限は1年くらいがおすすめ。1年間使わなかったら今後も使いません。
まとめ:気持ちよく子どものおもちゃを捨てる4つの手順
子どもをムダに叱らずに、気持ちよくおもちゃを捨てるための4つの手順を説明しました。
- 適正量を決める
- 使用頻度をチェックする
- 不要なおもちゃを取り除く
- 捨てるもの・譲るもの・しまっておくものに分類する
おもちゃを捨てる・減らすことはお片付けのファーストステップ。
上記の手順を意識して、おもちゃが片付けやすくなる適正量に収まるように意識してみてくださいね。
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